時間と金に余裕のないコミュ障がオンライン英会話を行うメリット

僕はほぼ一年、オンライン英会話を通じて英語の勉強をし、結果ドイツでの職を得ることができました。もちろん、資金的にオンライン英会話しか選択肢がなかったというのもありますが、ブラック企業で働きながらだと、時間の融通のきくオンライン英会話が一番続けられやすかったりと、いろいろメリットがあったわけです。

今回、ブラック企業で働きながらオンライン英会話でビジネス英語レベルに達した僕の感じる、オンライン英会話のメリットを5つ紹介します。

どこでも参加できる

まず、オンライン英会話の最大のメリットは、Wi-Fiさえあればどこからでも参加できる、という点です。

旧来の英会話教室では教室まで通う必要がありましたが、オンライン英会話であればその通学にかかる時間と費用が一挙に節約できます。その点、オンライン英会話は、自宅からだろうと、出張中だろうと、海外からだろうと、どこからでも参加でき、授業を逃す心配がありません。

この特性は、コロナで外出が制限されていたような時期にもアドバンテージを発揮しました。家から一歩も出ずに、かつ誰とも接触せずに授業に参加できるオンライン英会話は、コロナ期間中の一部の人の息抜きになったのではないでしょうか。

ちなみに、オンライン英会話を運営する側もこのメリットを生かし、海外在住の講師などを積極的に雇い、オンライン教室を運営しています。これによって、単価の安いフィリピン人講師や、オーストリア在住のネイティブ講師など、バリエーションに富んだ講師陣を用意できているのです。

いつでもできる

オンライン英会話を利用する二つ目のメリットとして、「時間を選ばない」ことが挙げられます。会社によっては、時差などの都合で〇〇時~〇〇時までの間、としているところもありますが、いくつかのオンライン英会話会社をかけ合わせれば、様々な時間帯を調整することが可能です。

朝の通勤前や深夜寝る前など、通常の教室型の英会話教室では対応が難しかった時間帯も、オンライン英会話では参加することが可能です。オンライン英会話を運営する会社は、世界各国の講師を揃えているため、時差を活用してあらゆる時間帯にあわせることができるのです。

また、スケジュールの調整も容易で、例えば今週の土曜日は18時がいいけど、来週は日曜日の17時にしてほしい、といった調整もほとんどの会社で可能です。そのため、直前まで時間の調整がつかないような忙しいサラリーマンなどでも、問題なく受講することができます。

ただ、注意点として、人が集まりやすい時間帯は講師の枠もすぐに埋まってしまうので、早めに講師を押さえておく必要があります。

安い

一般的に比較すると、オンライン英会話のレッスン料は教室型の英会話教室よりも少し安いです。以下のような費用が節約できるため、オンライン英会話はその分の差額で安い授業料を提供することが可能なのです。

  • 場所代
  • 講師の通勤費
  • 教室の電気代

ただ、あくまで一般的には安いというだけで、中にはオーストラリアンクラブやベルリッツのように、確固たるクオリティに裏打ちされた高級路線で売っているところもあり、一概に「オンライン英会話は何でもかんでも安い」とは言えません。

ただ、安いレンジを見ると、レアジョブやDMM等、月5000程度から気軽に始められる「格安型」のオンライン英会話も存在しており、値段がネックで教室型に参加できなかった人にとっては、敷居が少し低くなったのではないでしょうか。

恥ずかしくない

僕のようにコミュニケーションに問題のある人間は、グループレッスンや対面でのレッスンだと、どうしても緊張してうまく集中できない、という点があるのですが、オンライン英会話を利用すれば、オンラインを通じたマンツーマンの授業のため、間違いをおかして誰かに聞かれ、恥ずかしい思いをすることがありません。

講師も、気に入らなければ他の講師を次回から予約できるので、人間関係に悩んだり、ということが一切ないのです。推奨しませんが、場合によってはこちら側のビデオをオフにして、向こうの顔だけ見るということもできますし、コミュ障には救いの神のように思えます。

いろいろな講師の英語に触れられる

オンライン英会話の形式にもよりますが、基本的には自分で講師の枠を予約し、スケジュールを調整する仕組みです。なので、毎回決まった講師というわけではなく、自分の好きに新しい講師を選択することができます。

この形式のメリットとしては、「いろいろな講師の英語に触れられる」点が挙げられます。一人の固定された講師とばかり話していると、どうしてもその講師の英語のクセに慣れてしまい、いざ実戦で使ってみると講師の英語とイントネーションが違って戸惑ってしまいがちです。

英語と一口にいっても、イギリス英語、アメリカ英語、ニュージーランド、オーストラリアなど多種多様で、ビジネスの場ではドイツ人の話す英語、インド人の話す英語、などに触れなくてはいけないこともでてきます。一人の決まりきった講師の英語ではなく、多国籍の講師の英語に触れておけるのは、オンライン英会話の強みと言えるでしょう。

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