
本日はドイツ生活の中で発見したドイツと日本で違う意外なポイントについて5つ述べていきたいと思います。
文化の違いということで括ればそれまでかもしれませんが、個人的にツボだったこともあったのでそれを紹介していきたいと思います。
乾杯のときは必ず目を見る
これは一番最初に来たときビックリしました。
こっちでできたドイツ人の友達とバーでお酒を飲む機会があったのですが、つい日本と同じような乾杯(Prost!)をしたら、友人から
「太一はあと7年間恋人とうまくいかない(=良いセックスが出来ない)ね。」
と言われ、ポカンとしました。
友人曰く、ちゃんと目をみて乾杯しないと失礼に当たるとのことで、皆さん乾杯するときはちゃんと目を見ましょう。
何故恋人としかも7年間上手く行かないのかは不明です。(深く掘り下げはしませんでした。。実際結婚出来て幸せなので良しとします。)
振替休日がない!
これは悲しい現実です。
ただでさえ、日本と比べてドイツは祝日が少ない(日本は年間16日:ドイツは年間12日※州によって異なる )のですが、さらにもし祝日が週末と重なったとしても振替休日がありません。
ちなみにフランクフルトがあるヘッセン州の今年(2021年)の祝日は以下の通りです。
1月1日(金) | 元旦 | Newahr |
4月2日(金) | 聖金曜日 | Osterfreitag |
4月4日(日) | イースター | Ostern |
4月5日(月) | 聖月曜日 | Ostermontag |
5月1日(土) | 労働者の日 | Tag der Arbeit |
5月13 日(木) | キリスト昇天祭 | Christi Himmelfahrt |
5月23日(日) | 聖霊降臨祭 | Pfingsten |
5月24日(月) | 聖霊降臨祭翌日 | Pfingstmontag |
6月3日(木) | 聖体節 | Fronleichnam |
10月3日(日) | ドイツ統一の日 | Tag der Deutschen Einheit |
12月25日(土) | クリスマス1日目 | 1.Weihnachtstag |
12月26日(日) | クリスマス2日目 | 2.Weihnachtstag |
見ての通り、祝日12日中なんと今年は6日も週末と重なっています。
カレンダーで見るととても残念な感じになりますが、フランクフルトは今年は6月3日以降、祝日が平日にありません。ほぼ半年間、祝日がないなんて日本では考えられませんよね?
これも振替休日がないことが影響しています。
ちなみに祝日は休日扱いなので、スーパーもほぼ全部が閉まっています。金曜日や土曜日に祝日のある連休の場合、スーパーがとても混雑するので、食料品の買い出しは計画的に行う必要があります。
ドイツの祝日の詳細に関しては「【ワークライフバランス】ドイツと日本の祝日数を比べてみた」に詳しく書いてあるので参考にしてください。
誕生日パーティーは祝われる側が負担
これはビックリでした。
日本だと主役は支払いは一切せずに周りがもてなすのが普通ですが、ドイツは真逆です。誕生日の人が友人達をもてなすわけで、パーティーの費用も友人ではなく当人負担なのです。
いくらお酒を飲まされようが、来客と乾杯、返杯をしようが最後の会計は自分でしないといけません。
ホームパーティーだと、スーパーのお酒が安いので幸いですが、レストランを貸し切って大勢でパーティーをするってなるともう大変。
ドイツ人は基本大酒飲みが多いので、お酒の消費量が半端ないです。
それでも日本のレストランよりかは安いのと、みんな食事は家でしてきてバーでは飲むだけというパターンが多いので助かっていますが。。(日本だと間違いなく飲み放題のコースにしますね。)
サウナ、温泉は混浴
フランクフルトの近くにバーデン・バーデンという有名な温泉街があるのですが、これはそこに遊びに行った時に初めて知りました。
男湯、女湯という概念がなく基本裸で混浴です。
温泉街とは別に、ドイツの至る所にサウナがメインの保養施設もあるのですが、そこでも基本的に男女一緒に裸でサウナに入ります。
最初はすごく恥じらいを感じるかもしれませんが、周りが堂々としているので段々と慣れていきます。
サウナ施設に至っては、敷地の広い所が多く、ゆったり外で日光浴をしながら寝そべれるスペースや室内にはレストランがある場所もあったりするので、気分をリフレッシュしたい時には最適です。

餃子のタレは醤油やラー油ではなく胡麻が主流?
最後は私の個人的な意見になってしまうかもしれませんが、是非お伝えさせてください。
ドイツのスーパーマーケットや日本料理屋でたまに餃子や餃子弁当を売っていたりするのですが、タレが醤油ではなく、胡麻のものがあります。
もちろんラーメン屋に行ったら普通に醤油で出てきますが、胡麻ダレで売られていることが日本ではあまり見かけなかったので、見かけたときは新鮮でした。割とドイツ人にも人気らしく、友人は普通に胡麻ダレが美味しいと言って、あえて胡麻ダレ付きの餃子や餃子弁当を買って食べています。
そういう私も結構ハマってしまい、たまにスーパーや日本食料理屋で買って食べたりしています。

新卒で出版会社に働くが、2年で体調を壊し退職。以後30歳近くまで職を転々とし、終いには地元のブラック卸売り企業で年収300万円残業100時間生活を送る。31歳の誕生日直前にドイツにワーホリで渡航。現在フランクフルト在住。