ドイツで自転車に乗るときに罰金が科せられる違反行為一覧

ドイツは世界有数の(一人頭の自転車保有量は日本以上)自転車大国で、国民の大半が自転車を保有しています。エコに厳しいドイツ人は、排気ガスをまき散らさない自転車であちこち出かけることを趣味にしています。

ところが、ドイツの自転車運転には日本の自動車運転なみに厳しい「交通規則」がつきまといます。年度によって異なったり、その行為によって事故が発生したかなどによって罰金額は若干異なってきますが、参考程度に自転車運転の違法行為と罰金額を紹介していきます。

※以下のサイトを参考にしました
Straßenbenutzung mit dem Fahrrad – Bußgeldkatalog 2021 (bussgeldkatalog.org)
ADFC – Bußgeldkatalog für Radfahrende

手放し運転

罰金:5EUR

僕の小学校低学年のころは、自転車を両手放し運転できるやつかっけーみたいな風潮ありましたが、これはドイツでは立派な罰金対象。ただし、罰金額はたったの5ユーロと、かわいいものです。

ブレーキやベルの故障

罰金:15EUR

ドイツの自転車は、基本的に日本の自動車と同じレベルで考えておいたほうが良いですね。自転車装備に何か不具合があれば基本的に罰金対象、と考えておきましょう。ドイツの自転車は高いのですが、それが嫌で中古の自転車を買ってしまうと、こうした不具合に年がら年中見舞われることとなり、逆にコストがかかります。

無灯火運転

罰金:20~35EUR

ドイツでは、自転車の前と後ろにランプをつけておかなくてはいけず、暗い時間にこのランプがついていないと警察にすぐに呼び止められ、罰金対象となります。ちなみに、ドイツの自転車ランプは1万円、2万円のものがオーソドックスで、日本のママチャリに1000円くらいで買ったものをつけるようにはいきません(スーパーなどで、100円くらいで買えるちっこいミニランプも売ってますが)。

厳密にいうと「自転車のランプがついてない」ことと「夜にも関わらずランプをつけていない」ことはそれぞれ別の罰金対象になるようです。なので、ランプを装備していても使っていなかっら同じく警察がやってきます。

走っちゃダメな所を走る

罰金:20~35EUR

「自転車レーン」「一方通行の道」「自動車専用の道」この辺は、ドイツ自転車初心者が犯しがちな罰金対象のミスです。罰金は20~35ユーロと、致命的ではありませんが、見張っていた警察に呼び止められると嫌ですね。

特に、一方通行の道は普段から注意していないと分からないようなところもあり、僕もこれで警察に罰金くらったことがあります。

ちなみに中には「自転車が走ってはいけない場所」と厳密に定められているような場所もあり、ここを走ると罰金額が最大100ユーロまで跳ね上がります。

みんなで並列でおしゃべりしながら運転

罰金:20~35EUR

これはちょっと特殊な罰金対象で、この「並列で友達などと自転車を並走」という行為自体は罰金ではなく、これによって事故を起こしたり、他人の交通を妨げたりすると罰金が発生します。

携帯しながら運転

罰金:55EUR

さて、このあたりから罰金額が笑えなくなってきます。携帯電話を使用しながらの自転車の走行は罰金対象で、お財布にいたい55EUR。

赤信号無視(軽過失)

罰金:60~120EUR 減点1

軽過失か重過失かは警察の判断によるところが多いのですが、信号が変わり始めてから1秒以内に渡ろうとしたら軽過失のようです。ドイツの信号って、結構足早に切り替わってしまうので、まずいなと思ったら止まりましょう。

赤信号過失(重過失)

罰金:100~180EUR 減点1

ついに罰金100ユーロ超えです!明らかに信号が赤に変わっているのにも関わらず自転車でこれを渡ったら100ユーロから最大180ユーロの罰金です。ちなみに、以下サイトによると赤信号だからと言って一旦自転車を降りて押してわたっても罰金は科せられるそうです。自転車を完全にもたずに、歩行者が赤信号無視したら5ユーロの罰金だとか。

(参考:Rote Ampel Fahren)

踏切無視

罰金:350EUR 減点2

ここでついに罰金350EURの登場です。赤信号無視よりも重いのが「踏切無視」、これをおこなったら問答無用で350ユーロの罰金が科され、1週間は暗い気持ちになるでしょうね。

飲酒運転

罰金:???

最後に、踏切無視よりもやばい違反行為とみなされている「飲酒運転」を紹介します。血中のアルコール濃度が「1.6Promille」を上回っていると減点3+罰金(時価)+医師の診療を受けさせられる、というものです。罰金(時価)という、銀座の高い寿司屋のような底の知れない恐ろしさを感じますね。

ちなみに、血中のアルコール濃度が「0.3Promille以上」であれば、罰金額は減額されますが、それでも罰金対象です。

さて、ここで疑問になるのが、現実問題警察はどこまで力をいれてこの「飲酒運転」を取り締まっているのでしょうか。学生とかを見ていると、自転車でパーティに出かけてアルコールをしこたま飲んで自転車で帰路につく、という光景を目にします。

実際に僕の知り合いでこの「自転車飲酒運転」で捕まった人は見たことがありませんが、罰金(時価)は恐ろしいので、不安ならやめておいたほうが良いでしょう。ちなみに、飲酒運転と同様に「ドラッグが決まった状態での運転」もアウトです。

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