ドイツで日本人男性がドイツ人女性と出会える場所

前回の記事でも書いた通り、ドイツでは日本人男性はどちらかというとモテる部類に入ります。ただし、いくらポテンシャルがあっても出会いの場がないことにはパートナーも見つけられません。

僕はどちらかというとコミュ障の部類で、トークも面白くはありませんが、様々な出会いの方法を試してみて、最終的に美人のドイツ人彼女と結婚しました。そんな僕の経験をもとに、日本人がどうしたらドイツ人女性と出会えるのかを紹介したいと思います。

日独交流会

一番オーソドックスな出会いの場として機能するのが、各都市にある日独交流会です。男性陣、女性陣ともに、現地からの参加者は日本への関心が高く、同コミュニティ内でのカップルの成立率は高いのではないでしょうか。

小さい都市にはありませんが、ドイツの人口上位10位に入ってくるような大都市にはもちろん、中堅どころの都市にも日本語勉強会、日独交流会、Stammtischなど名前を変えて存在しています。

また、大学などにJapanologyの学部があれば、その生徒などが率先してコミュニティを作り、定期的にイベントをおこなったりします。こうしたイベントごとに足しげく通うと、パートナーつくりだけでなく人脈を広げるのにも役立ちます。

職場

統計データによると、ドイツ全体で職場の同僚とデートに出かけたことのある人の割合は42%で、32%はキスまで行ったというそうです(つまり、デートにさえ行ければ、8割近くキスまでついてくると)。
出典 Verliebt im Büro: Studien zur Liebe am Arbeitsplatz

特に、ドイツにある日系企業で働くと、一緒に勤務しているドイツ人も「日本びいき」であることが多く、現地人よりも日本人のほうがモテる傾向にあります。そのため、現地採用や駐在員でも現地の職員と恋に落ちるといったパターンは割と多いようで、職場恋愛を通じたカップル化に至りやすい理由の一つにもなっています。

ただ、駐在員の場合すでに既婚の者がドイツに来たり、滞在するとしても3~4年で日本に帰ってしまうことから、現地の社員から人気が高いのは現地採用の日本人のようです。

コミュニティ・クラブ活動

ドイツではVereinと呼ばれるクラブ活動が盛んで、各町ごとに「サッカー」「バスケ」「写真」「料理」など体育会系から文科系まで、様々なコミュニティが存在します。また、外国語コミュニティや、海外移住者コミュニティ等、日本人にとって参加の敷居が低いようなコミュニティも少なくなく、出会いの場として活用されています。

日本の部活やサークルほどガチ目ではなく、来れたら来てもいいよ、程度の軽いノリなので、何回か行ってみて、馬が合わないと感じたら辞めてしまうといったやり方も可能です。

オンライン

TinderやParshipのようなオンラインを通じたカップル化や、結婚に至るプロセスも昨今増えています。今までは「オンラインでパートナーを作るなんてださい!」と言っていたドイツ人たちも、2019年からのコロナの影響で、パーティ会場や密接を避けるようになり、こうしたオンラインでひっそりと恋活をするドイツ人が数も随分と増えた印象です。

問題点としては、デュッセルドルフやフランクフルトのような日本人が多い都市で使うと、かなりの高確率で知り合いにも見られてしまう点です。その辺を気にしないならともかく、僕のようなチキンにはこうしたアプリを使いこなす度量はありません。

パーティ会場・飲み会

友人の結婚式、誕生日などで連絡先を交換し、そのままデートにこぎつけて恋仲になる、というプロセスは古典的ながらドイツではいまだに根強い人気を誇ります。コロナの影響で若干下火になったとはいえ、やはりハリウッド映画に出てくるように、パーティ会場でイケメンにナンパされる、というのは万国共通で女性の憧れなのではないでしょうか。

この手法を使う場合、同性の友人が多くないとパーティに及ばれする機会が無くなってしまうため、異性だけをターゲッティングするのではなく、ちゃんと健全に同性の友人もバランスよくドイツで作っておかないといけません。

また、ドイツ人の飲み会では、知らない隣の席の人たちと意気投合して一緒に飲む、ということも発生し、そういったケースからデートにこぎつけるパターンもいくつか見てきました。

友人の紹介

最後に、これも割と昔からあるオーソドックスな方法ですが、共通の友人に紹介してもらう、という方法もあります。日本でも似たような方法があると思いますが、基本的なプロセスはそれと一緒です。

ドイツの場合、どのように機能するのかというと、「みんなで一緒に飲みに行こうよ」と5~6人くらいのグループで飲みに行く形となり、そこで興味があれば連絡先を交換、といった形です。合コンほど見え透いたやり方ではありませんが、平たく言うと合コンのようなものかもしれません。ただ、バランスが悪いときは男5人、女性2人とか、いびつな形になってしまうこともあります。

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