日本で底辺貧乏サラリーマンだった僕がドイツ転職するためにやった5つのこと

初めまして、太一です。日本で生活していた時は30歳になって手取り18万円ちょい、独身、夜は毎日21時まで残業で毎日スーパーの残り物、というデカダンな生活を某卸売業界で送っていました。大学は人に聞けば名の知られるくらいのレベルを卒業したものの、生来コミュ障であったことが祟り、新卒で入った会社に馴染めず退職。そのままずるずると転職を繰り返し、気づけば社畜としてのレールにどっぷりと嵌ってしまった者です。

さて、その泥沼のような生活から一念発起、背水の陣でドイツに渡った僕は、無事永住ビザ獲得の5年のノルマを達成し、ついに念願の永住権を手に入れました。手取り、生活水準は当時と比較できないレベルまで向上し、現地女性との結婚も果たしました。そんなタイミングで、ふと今までの自分の体験をブログに起こしてみてはと声をかけられたため、拙筆ながら頑張って体験記をつづっていくことにしました。

  • なぜ底辺社畜だった僕が30歳過ぎでドイツで成功できたか
  • 日本でくすぶっているアラサー社畜は今すぐにドイツに来るべき理由
  • なぜ、アメリカやイギリスではなく「ドイツ」なのか

こうした情報を、海外生活の裏表余さずに紹介していければと思います。今回の記事では、手始めに、僕がドイツ渡航にあたっておこなった重要な5つのことについて述べていきたいと思います。

情報収集

まず、僕がドイツ転職のためにおこなった、最も重要なステップの一つが「情報収集」です。ブログ、Youtuber、ツイッター、世に出回っている情報にはそれこそ質の悪いものも多く出回っており、そこから重要な情報を剪定するため、半年ほどの時間を費やしました。

具体的には、以下のような情報が信頼のおけるソースです。

  • 問い合わせに返事をしてくれる
  • 特定の語学学校と紐づいていない
  • ビザや手続きの情報の場合、会社や団体発信のものである
  • 著者、発行元のドイツ歴が長い

以上の条件に基づき、僕が重宝したのは以下の情報源です。

ドイツ大使館の情報が最も正確ではあるのですが、いかんせん情報が固すぎて理解するのに時間がかかるため、もう少しかみ砕いた表現で理解したければ個人ブログの悠々ユーロや元コンサルタントな歴史家などがお勧めです。特に、後者のものはドイツ歴10年の大学の教員さんが執筆しているもので、ソースに信頼がおけます。

英語の勉強

月の残業100時間を超える自分にとって、業務の合間を縫って英語の勉強をするのは至難の業でした。大体、朝の7時には出社して、20時~21時頃まで会社にいるので、出社時間を除くと僕に残っているのは早朝5時台か深夜22時台、あるいは週末ということになります。ちなみに、いずれ触れていきますが、ドイツ就職に必要なのはドイツ語ではなく英語です。

基本的に英語の勉強を行う上で僕が心がけたのは以下の3点のみです。結果、TOEIC400点レベルだった僕が、半年くらい勉強をガチった結果、IELTS6.0、英語圏のレベルでいわれるB2レベル(多分TOEICだと800~900点くらい)に達し、いわば海外就職の足切りラインにギリギリ乗っかりました。

  • 必ず週に10時間は勉強する(つまり半年で250時間)
  • 必ずインプットとアウトプットを同時に行う
  • 必ず前日勉強した内容は翌日復習する

これら勉強方法の詳細に関してはいずれ別途説明しますが、上記の3点を遵守すれば、半年あればどんなに語学の才能がない僕のような人間でも、海外就職レベルに達します。

貯金

年収300万円の自分にとって同じくハードだったのが、上述の英語の勉強と並んで、渡航のための貯金です。渡航していきなり仕事が見つかるわけはない、飛行機代や当面の宿代が必要、万が一病気になったときのお金も必要、などなど様々な要素を勘案した結果、僕はドイツ渡航までに70万円の貯金をおこないました。ドイツでの宿代が6万円程度、生活費が(切り詰めれば)3万円程度なので、飛行機代を差っ引いても、70万円あればドイツで半年は生き残れる計算となります。

手取り18万、ボーナス無し、残業代ほぼ無し、という、日本の失われた30年の悪いところを詰め込んだような典型的底辺社畜人生を送っていた僕にとって、家賃の5万円と光熱費などの必要出費を除いたお金は10万円前後です。そこから仮に1年で100万円貯めるには、月々8万円の貯金が必要となり、まるで無理ゲーだったため断念しました。というわけで、健康で文化的な人生の営める分水嶺の境目となる、食費3万円、交際費1万円、貯金6万円、という生活を1年続けました。

もはやドイツ就職とは関係のない、節約生活のような内容になりますが、一応以下が、手取り18万円で70万円貯金した僕の節約術です。

  • 昼夜はひたすら自炊(モヤシは友達)、朝はバナナ
  • サビ残はしない、どうせ辞めるので怒られても無視

スーパーの総菜や吉野家レベルでは、食費3万円生活は行えません。ちなみに、僕の経験則から言って、ドイツ渡航前に70万円というのは、ギリギリの貯金額でした。翌月の家賃が払えなくなる直前で仕事が見つかり、最終的に給料が入ってくるまでの2週間家賃を滞納する、というギリギリのところで生き残りました。余裕があるのであれば、やはり100万円以上貯金してから渡航することをお勧めします。

金欠だとドイツで自炊能力が高まる・・

ネット上での人脈構築

ドイツ移住・渡航にあたって、あまり知られていませんが、現地の人間との事前の交友関係は大きくものをいいます。具体的には、ブログ、ツイッターなどでドイツ移住組を探し、直接コンタクトをとってみる方法です。実際にコンタクトをとってみて気づきましたが、ブログやツイッターを運営している人達は、この手合いの問い合わせには慣れっこのようで、ネットには出回っていない情報や詳細なアドバイスをおこなってくれる人もいました。

ドイツに移住してから右往左往するよりも、渡航前に10人程度、オンラインで知り合いを作っておくことをお勧めします。上記のブログやツイッターとは別に、以下のようなアプリで僕はドイツ人の友達を何人か作り、それらが大きな助けになりました。

  • Hallo Talk
  • Tandem
  • Speaky
  • Couchsurfing

特に、住居探し、仕事探しなど、現地人の助けがないと「詰む」ような場面が少なくありません。こうした際にさっと助け舟を出してくれる切り札として、積極的に人脈を構築しておきましょう。具体的な友人の探し方は、「ドイツで日本人と知り合う方法」の記事などを参考にしてください。

家族関係・交友関係の整理

最後に、重要になるのが家族関係、交友関係の整理です。僕の場合、日本を離れて5年以上たちますが、祖父の死に目に会えず、親の介護問題で兄弟と揉め、実家の漫画コレクションをごっそり捨てられるなど、家族との関係が希薄であったために様々な災難にあいました。また、僕の場合には幸運にも(?)お付き合いしている女性はいませんでしたが、もしいるような場合、割と修羅場になることが予想されますね。

そんなボロボロの家族関係でしたが、親子の情でかろうじて、ドイツにいる間に、日本の住所や電話番号がないと困るようなケースには、助けてもらえることも多々あり。特に、保険や年金、病気関係では、日本でのコンタクト先がないと詰むようなケースが少なくないため、家族とはちゃんと話しておきましょう。僕の場合は、就職のときに大学の成績証明書の取り寄せが必要となり、危うく詰むところでした。

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